ハンガリー、スロベニア、クロアチアを旅してきます!
前回の記事から早くも1年近くが経とうとしていますが😅
あいかわらず旅行は続けています!(普段ひきこもりのくせに)
今回は、ハンガリー、スロベニア、クロアチアの3国を旅行してきました!
旅程はだいたいこんな感じです↓↓↓
9/3 出国
9/4~9/6 ブタペスト(ハンガリー)
9/11~9/13 ザグレブ、プリトヴィツェ湖群国立公園(クロアチア)
9/16 スプリット(クロアチア)
9/17 ザグレブに戻る
9/18 ブタペストに戻る、帰国
スロベニアがちょっと長いかな? とも思いますが、なかなか行けない国でせっかくなので🙂
クロアチアで姉と合流します! わーい♪ヽ(*´∀`)ノ
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航空会社は中国東方航空を使いました。初!
乗り継ぎ地の浦東国際空港は、職員さんが少ないであろう夜でしたが、めちゃめちゃスムーズでした!
早くゲートに着いたので、安旅人には嬉しい手置きのない椅子に横になって寝ていたら、蚊に7か所も刺されました...手も足もぼこぼこです😥
2日経った今でもまだぱんぱんに腫れてます(あれ、もしかして蚊じゃない?)
湿気もすごかったですし、この時期上海に旅行の方は気を付けてください(>_<)
降りた時も乗った時もターミナルからすごく遠くて、バスで10分くらい移動した後、歩いて飛行機に乗り込みます(笑)
座席も綺麗でちゃんと倒れるし、離着陸も上手。
フライト時間も
羽田 - 上海: 2h30min
上海 - ブタペスト: 9h50min
と思っていた以上に速い!
最近ベトナム航空で約17hかけてフランスまで行ったことを考えれば楽勝でした。
おおむね大満足の中国東方航空、いまいちだなーと思ったのは機内食です。
私の口に合わなかっただけですが...ちょっとしょっぱくて脂っこいのと、今までにない食感のものが多かった(笑)
スペキュロスは嬉しい↓
中でも1番はこれです。わーい、ゼリーだー!と思って開けたら。。
なんだ、これは...?
食べてみると、うっすら甘くてちゅるちゅるした感じ...透明なソースはさらさらとねばねばの中間くらい。これもなんとも言えない初めての感触。
CAさんに聞いたら、隣の席に座っていた英語が堪能なおばちゃんがアツく教えてくれました。
"It's white mushroom! Very good for health! So delicious!"
だそうです。キノコ! 😶 言われてみればそんな感じ...? うーん、わかりません。
おばちゃんはさらに隣の欧米人にも進めていましたが、やはり数口食べて諦めていた... ごめん、私が聞いたばっかりに(笑)
写真に撮るのは忘れちゃいましたが、杏仁豆腐はめちゃめちゃおいしかったです!!
10個くらい食べたかった~(笑)
そんなこんなでブタペストに到着しました!
気温は12℃の清々しい朝。
いいお天気になりそう😊
4日間のホリデー⑤ 今日は誕生日
Moien!
本日、ワタクシはめでたく21歳になりました!
人生で初めて1人で過ごす誕生日。ホロリ。
でも日付がちょうど変わる頃に家族がLINEでメッセージを送ってくれて、遠くにいるような感じがしませんでした。
いい時代。
朝6:00に起床。無事起きれてよかった ε-(´∀`*)
ルクセンブルク→パリのバスは1日1本で、今日のうちに帰るにはなんとしてでも9:00発のバスに乗るしかない。
さっそく中央駅までのアクセスを調べると、思ってたより本数が少なかった。
7:17の電車か8:00のバスの2本のみ。
時間通り来るかもわからない8:00のバス1本に懸けるのリスキーすぎる。
(ちょっと遅い分にはいいけど早く出発されたら悲劇...帰れなくなる)
7:17に乗るために、念には念をと6:50には家を出ようと決めた。
出発まであと50分しかないとなると急に気持ちが焦りだして一気に目が覚めた(笑)
30分で中央駅に行けるから7:30くらいに出れば余裕かな~とか思ってたけど、調べてよかった。
行き当たりばったり、ダメ、絶対。
ちゃんと調べて「これに乗るぞ!」って腹をくくって出発するの大事。
☆☆☆
ごそごそと荷物を整理していると、CharlotteとBriscoがドアの向こうでばたばた走り始めた。
パパより早起きなうえ、朝から超元気(笑)
Charlotteがドアを開けて部屋に入ってきたのでSNOWで一緒にセルフィー。
私が手を挙げるポーズをとったら真似して手を挙げたのがかわいい...♡
Michaelも朝早いのに起きてきてくれて...じんわり。
いいおうちに泊まらせてもらったなぁ。
みんなにお礼を言ってハグして家を出た。
2日間、お世話になりました!!
なぜか駅に着く直前、何もない平らなところでずべっとこけた(笑)
誕生日なのに~😫😢
21歳、この先こけまくりってこと~!?( ̄□ ̄;)
まだ月も出ている頃から行動開始。
中央駅行きの電車に乗っている間にルクセンブルクの街並みが見えた。
ばいばい、ルクセンブルク。
次来るのはだいぶ先になるのかなぁ。
中央駅、明るい時間に来たのは実はこれが初めて。
こんなに素敵な建物だったなんて知らなかった.
駅構内のパン屋さんで朝ご飯を調達。
どれもけっこういいお値段...!
誕生日なので奮発して1個3€のタルトを2つ買いました。
1個400円近くすると考えると恐ろしいけど...今日は特別!!
自分を甘やかすのだ(笑)
フランス→ルクセンブルクは中央駅着でしたが、ルクセンブルク→フランスの出発はここからバスで10分くらいの"P+R Bouillon"。
乗り場が分かりにくかったので、写真でご説明。
駅の前のQuai 9右横の横断歩道を渡ります。
右に曲がってカーブした道に沿って100mも歩くと乗り場があります。
この101という案内板があるところです。
これだけっちゃぁこれだけなんですけど!
言われないとこの場所わからないと思う...私もしばらくさまよってました。
P+R Bouillonから出発の方は是非参考にしてください。
バス停から見た駅。
最後にこの景色が見られて、もうルクセンブルク何も言うことない。
朝の冷えた空気も相まって神々しさすら感じる。幸せ~。
先ほどの誕生日タルト。
カスタードタルトと
あんずのタルト!
バスに乗ったら食べよう♪
P+R Bouillon行きの1番バスが来ました。
最後にこのカラフルなバスに乗れたのも嬉しいな♪
着いた先はがらーんとしていて不安になります。
「ここはFlixBusの乗り場?」と聞いてきた女の子がいた。
「たぶんここで合ってると思うよー」と答え乗るバスを確認したら、同じだと判明。
彼女はブラジル人で名前はアナ。
バスを待ちながらずっとおしゃべりしてた。
ドイツで1年近く語学を勉強し、コースが修了したのでしばらくヨーロッパを旅行していて、最終的にブラジルに帰国するんだって。
ブラジル人明るくて気さくだからほんとに話しやすい😂
バスが来た。
パリのBercyバスターミナル行き。
乗り込む時、スマホのE-ticketを読み取った運転手さんが一言。
"Happy Birthday!"
じーん😂
座席もアナとお隣で😁
バスは13:55に着く予定が2時間遅れて16:00過ぎに着いた。
今日は第1日曜日で美術館が無料の日だからルーブル美術館かオランジュリーに行こうと思ってたんだけど、時間ない。残念!
私は高速代をケチって下道しか使わなかったんじゃ...と勘ぐってちょっとキリキリしてたけど、実際は連休最終日でパリ行きの道が混んでいたからみたい。
最初の方下道ばっかりだったのも本当だけど、それは停車地が多かったからかな。
こういう時に「遅れて大変申し訳ありません」みたいなアナウンスも、「なんでこんなに遅れるんだ!」と怒り出す人もいない。
どうしようもないことはイライラしてもどうしようもない。
こういう良くも悪くもリラックスしたヨーロッパの雰囲気、私はまだ身についてないんだろうけど、多少のことはしょうがないかーと諦めて笑える精神いいことだと思う。
バスを降りる直前、行き先までのメトロを調べていたら、後ろに座ってたおば様が「一緒にメトロに乗りましょ!」と声をかけてきた。
なぜ私がメトロに乗ろうとしてることが分かったんだ...とドキドキしていたら、どうやらこのおば様、私とアナの話を後ろで聞いてたようで、自己紹介するまでもなく出身国や滞在目的、年齢などなどほかにもいろんな情報が漏れていた(笑)
アナとおば様と3人でメトロの駅に向かった。
ルクセンブルク人で、「裕福で自然豊かな素敵な国ですよね」と言ったら、「ルクセンブルクの人はみんなお金お金お金!もう住みたくないわ!私はフランスに別荘を買って移住しようと思ってるの!」とおっしゃっていた。
Michaelはルクセンブルクに誇りを持っているようだったから、こんな違う考えの人もいるんだなぁと驚いた。
どっちがいいとか悪いとかではないけど。
2人と別れメトロを降りるとき、最後にかけてくれた言葉が...
" "Happy Birthday!" "
じーん😂
パリ最大の目的は誕生日ランチ!(もうランチって時間じゃないけど^^;)
来るのは2回目。シャルティエ(CHARTIER)!
ここ↓↓↓
お姉ちゃんイチ押しの鴨のコンフィを食べに来た。いざ!
1人だと相席になると聞いていたからちょっとワクワクドキドキしていた。
その通りで、4人掛けテーブルにカップルと女性が1人座っているところに案内された。
相席の向かいの女性、野菜のみのメニューはないかウエイターに聞いていたので、「ベジタリアンの方ですか?」と聞いたらヴィーガンだった。
意気揚々と鴨のコンフィを頼んだのがちょっと気まずくなってきた...
「肉料理を頼んじゃった、ごめんなさいね」と念のため一声かけたら「全然いいよー」と返してくれた。
ヨーロッパでは当たり前だから、センシティブな話題ではないというのは知っているけど、やっぱり慣れてなくてどうふるまえばいいのか悩む。
(いや普通にしてればいいんだろうけど^^; 頭の理解と気持ちは違うのです)
でも優しく穏やかな人で少しおしゃべりもした。ロシアから旅行で来ているみたい。
バゲット食べ放題♪
鴨のコンフィ! 思ってたより鳥鳥しい見た目でうわわわわわわわぁと思ったけど、
めちゃめちゃおいしかった!
お肉が柔らかくてくせも何もなくて...これはまた来ても注文する。
ヴィーガンの人の前で食べてるからかな、せめて大事に食べよう、感謝して食べよう、最後の最後まできれいに食べようという気持ちが働いて、我ながら丁寧に食事を楽んだ。
あと付け合わせのベイビーポテトがおいしくて!
追加注文(笑)
今日は自分を甘やかすのだ(2回目)
合わせて13€でした。
テーブル担当のウエイターさんがめちゃめちゃ客をいじってきておもしろかった。
・別のウェイターが私とロシア人女性の前に水の瓶を1本ずつ置く
→多すぎるだろ!って大声出して1本とりあげる。怒られたかと思った。心臓に悪い。
・「どこから来たの?」
「ロシアだよ」「日本だよ」
→横にいたフランス人のカップルに「ははーじゃあ君たちはポルトガルと南アフリカだね!」
...冗談通じないカップル顔ひきつってたで^^; こえー。
・「日本のどこから来たの?」
「長野だよ。」
「ははー長野、ふーん、ぶつぶつぶつぶつ(聞き取れなかった)神戸」
「神戸?行ったことあるの?」
「ないけど神戸に友達が住んでるんだ」
「私も行ったことないけど、素敵なところなんだってね」
「よし、じゃあ一緒に行こう」
去り際もかわいいねービューテフルだねーってやたら褒めてくるもんで(棒)、一緒に写真撮ってもらった。
そしたら紙ナプキン渡されて、お店のe-mailに連絡してね😘って(笑)
はいはいはいはいって感じだけど(笑)、独り身には楽しいしむしろ気遣いにすら思えて嬉しいなぁ。
21番のウエイターさん、仲良くしてあげてください(笑)
シャルティエ、また来よう😊
オルレアン行のバスはまたBercyバスタミナールから。
ターミナル前の道も混んでいるし、電光掲示板のバスが次々にDelayになっていくのを見て嫌な予感...と思っていたら、
私のバスだけ掲示板から情報が消えたorz
今日はバス来ないってこと!?と焦って係員の人に聞くも、係員も状況が把握できていない感じ。
どうしよう...と途方に暮れていたら、近くにオルレアン行きのバスについて質問している女性がいた。
「あなたもオルレアン行きですか?」と聞いたら、彼女のゴッドファーザーが私と同じバスに乗るとのこと。
女性の名前はキャミ―、ゴッドファーザーはシルヴァン。
マフィアのボス...ではなく、カトリックでの洗礼時の名付け親のことをゴッドファーザーというんだって。
キャミ―はパリで仕事をしていて、イギリスに留学していたこともあるから英語がペラペラ。
フランス語で状況を把握して英語で教えてくれる人が近くにいるのはすごい心強い。
焦る私をなだめつつバスを待つ間おしゃべりしていてくれた。すごくいい子😊
キャミ―とシルヴァンも素敵な関係で、2人自身も親子のようであり友達のようであり、こんなに仲の良いゴッドファーザーとゴッドドーターってそうそういないの!と誇らしそうだった。
シルヴァンがパリに月1回遊びに来て、一緒に街を歩いたりご飯を食べたりするんだって。
オルレアンに帰ったら終電逃しちゃわないだろうか...と心配していたら、シルヴァンが車で研究所まで送ってくれることに!!
感謝してもしきれない...(´;ω;`)泣
バスは1時間ほど遅れて出発し(最後まで掲示板には表示されなかった...おいおい)、キャミ―に手を振ってパリを後にした。
☆☆☆
実習が始まってから、英語が通じず人と話せる機会が思ってたよりも少なくて、すると声をかけるのもだんだんためらわれて、やや引きこもりな気持ちになってた。
今回の旅行でたくさんの人と関わって、やっぱり人と関わる瞬間が生きてる!楽しい!と感じるなぁと改めて感じた。
ただの観光目的でも、たまには外に出るの大事だなぁ。
そして、最後の最後は優しい人たちのおかげで無事に帰ってくることができた。
最高の誕生日。
フランスの実習もまだまだこれから。
がんばろう!
Au revoir!
4日間のホリデー④ ルクセンブルク2日目
Moien!
今日の朝はBRISCOに襲撃されのしかかられ目が覚めました。
わぁ、なんて素敵な目覚め(›´÷`‹ )笑
トイレに行って用を足しドアを開けたら、トイレの前に伏せてました。
どこまでもついてくる...かわいいやつめ
今日はMichelとChearlotteと一緒にお出かけです!
ルクセンブルクいちの観光地、ヴィアンデン城(Château de Vianden)に連れていってもらいます😊
初登場のChearlotte...
ばぁ! かわいいでしょ😍
出発~。
今日は最高の秋晴れです! 気温も暑すぎず寒すぎず😁
ヴィアンデン城の前に、Burgruine Brandenbourgという別のお城に寄ってくれました。
あの丘の上の...!
紅葉した木々の間を通り山道を登っていきます。
着きました!
残念ながら4/1~10/31のハイシーズンしかオープンしてないみたいです...
つい3日前に閉まっちゃったのね😥
とはいえ、大自然に囲まれてすごく気持ちのいい場所です!
あぁ、やっぱり秋が好き。
ここは知名度はそんなに高くないお城。連れてきてもらえてラッキーでした!
Burgruine Brandenbourgにさよならを告げて、ヴィアンデンへ向かいます。
とその前に! 途中で通りかかった菜種畑があまりにもきれいで車を止めてもらいました。
この絵になる風景!
ふと葉祥明さんのイラストを思い出しました。
忘れられない風景です。
アヒル口がかわいい♡
そして...着きました! ヴィアンデン城です!!
こういう"中世のお城"を生で見るのは初めてなので大興奮です!
展望台からの街並み。
柵が役目を果たせるのかってくらいスカスカだからヒヤヒヤした^^;
この子はどこでも登りたがる...^^;
MichelとChearlotteは何回も来て見飽きているようなので、私だけ中に入ります。
季節ごとに営業終了時間が決められています。今日なら16時まで。
入場料はルクセンブルクカードで無料になりました😁
カード払いは7€以上の時のみ可。
音声ガイドは2€。日本語もありますよ! 驚き。
Michelが1時間もしないで見終わるよ~と言ったので最初は借りませんでした。
が、タイムリミットが迫る焦りと漠然と何かわからないまま見学することに耐え切れず「時間が欲しい! 解説が欲しい!」と思ったので、Michelに連絡し自力で帰ることにしました。
わがまま言って申し訳ない...。
けどヴィアンデン、もといルクセンブルクなんてこの先なかなか来れないと思って...
いざ、入城!
赤、白、水色のルクセンブルク国旗がはためいています。
段差を使ってセルフィ―などしてみる(笑)
混雑していなくてのんびり見学できるのもいい。
ここは騎兵の間。
この部屋の展示品は中世の戦争がどのように行われたかを説明しています。
金庫。
蓋の裏に精巧な仕掛けが施されていて、簡単には開かないようになっていたらしい。
考古学的地下室。
紀元3世紀から16世紀に渡って繰り返し行われた改築の歴史が分かる部屋。
ここの壁は実物として残っている最古の城壁らしい。すごい!
発掘されたものも展示されています。チェスの駒とか。中世感😁
暖房のある騎兵隊の部屋。
この鎖帷子の解説が印象的。
そりゃ妨げにもなるわ、巨大なバックパック背負って戦うようなものだもん...大変だっただろうなぁ。
階段を上ると中庭。本当にいい天気! 清々しい!
この通路の奥には...
ロマネスク様式の礼拝堂。
真ん中をのぞくとこんな感じ。
さらにその先には巨大回廊。
窓がなく風が吹き抜けます。
当時は穀倉だった部屋。
今は資料室になっています。
奥の窓からヴィアンデンの街が一望できる!
寝室の復元。
天蓋付きのベッドが乙女~♡
当時は横たわらず(死んだ人のみの姿勢)、腰かけたまま寝ていたんだって。
体おかしくなっちゃうよ。ひぇ~
タペストリーも細密で素敵。
動物の周りを植物が覆っているこのデザインは「ミルフルール(千の花)」と呼ばれているんだって。ロビンー!
15~16世紀にフランスや北欧で特に人気があったとか。
見て楽しむだけじゃなくて、部屋を保温するという実用的な役割もあったみたい。
大広間。
今でも文化的なイベントやパーティー、シンポジウムに使われることがあるそう。
家系図の間。
ヴィアンデン城の所有者の継承と歴史に関する展示。
中世には2つの大きな一族がこの城の所有者だったらしい。
それがナッサウ家と
ヴィアンデン家。
台所。
鮭モチーフの自在鉤。
この近くのウール川は20世紀の半ばまで多くの鮭がいたことで有名で、人々の生活を支えていたらしい。
食堂。
井戸。
深さ54m、幅30mという巨大な井戸。
カメラのキャップとかスマホ落としたら一巻の終わりだ~。ひやひやした(^^;)
これは何の部屋だったかな...?😶
いったん外に出ます。あいかわらず気持ちのいい青空!
地下室。
外の温度に関わらず10~12℃に保つことができるつくりになっているそうです。
これで見学は終了!
来る前はお城の中ってどうなってるんだろう? と想像もつかなかったから、知れてよかった。見ごたえがあった!
お城からさらに山の方に行ける道があります。
夜ご飯を作る約束をしていたので時間がなく、ちょっとだけしか登りませんでしたが、それでも十分きれいな景色を見れました!
ヴィアンデン城を横目に走って坂道を下り、バス停へ向かいます。
さっき上から見おろしていた街や橋の間を駆け抜ける。
下から見たヴィアンデン城。堂々としてかっこいい。
バス停に着きました。
思っていたより殺風景...
ここで会っているか心配でしたが、ほぼ時間通りにバスが来ました^^*
ルクセンブルクの中心地方面に行くには、このDIEKIRCH駅でバスからETTELBRUCK駅行きの電車に乗り換えるのが一的なのですが...
ホームで待てども待てども電車が来ない...
同じく待っていたイタリア人男性2人組としばらくおしゃべりしていたら、そのうちの1人がこの看板に気づいた。
なんと10/27~11/11の間、まさにこのDIEKIRCH駅 - ETTELBRUCK駅の電車は来ないようだ...!
というわけで、バスでETTELBRUCKまで行きました。
ほかの手段があってよかった...。
そして1人だったら間違いなく看板に気づかず待ち続けてただろうから、イタリア人の彼らには感謝😂複数人での行動はやっぱ心強い。
これで無事早く帰れる! と思ったのも束の間。
ルクセンブルクの電車も各駅と特急があります。
Michel宅の最寄り駅は各駅じゃないと止まらないのですが、確認せず慌てて特急に乗ってしまったため、電車は猛然と私の駅を通り過ぎ、2駅先で止まりました...(゚ω゚)
ここからまー電車が来ない。
あたりはだいぶん暗くなってしまいました。そして寒くなってきた...
40分くらい震えながら待っていると、やっと電車が来ました!
あぁ、あの時確認して乗っていれば...!
予想外に返ってくるのが遅くなってしまいましたが、Michelはのんびり待っててくれてましたε-(´∀`*)
クルミをむいてくれた。
このあたりの特産で、毎年10月にはお祭りもやるんだって。
リキュールも飲ませてもらった。甘くておいしい! 危険危険😅
料理には疎いからよくわからないけど、真ん中の四角いボトル("HERBS"って書いてあるやつ)は、フランス料理には欠かせないスパイスなんだって。
さて、そんな私が夜ご飯に作ったのは、どんな人でも失敗知らず! カレーです!
肉が骨付きしかなくて分解するところから始まった...大変だったぁ(^^;)
たくさん作るつもりなかったから(2人分だけ)小さい鍋を使ったら、小さすぎると文句を言ってくるMIchel。
野菜を炒めていると、ほらやっぱり鍋が小さくて全体に火が通ってないじゃないか、とさらに文句を言ってくるMichel。
いいよいいよカレーは正直炒めなくてもできるから、とお湯をじゃーと流し入れたら(ここで大雑把と短気発動)
「Oh my god, oh my god, 何馬鹿なことをしてくれたんだNozomi!!! 玉ねぎがまだ透明になってないじゃないか!!!」と怒られ、玉ねぎを透明になるまで炒めて甘くすることの大切さを小一時間語られることになった。
あーめんどくさいめんどくさい、カレーはそんなに厳密な料理じゃないんだよー!
(冗談めかしてだけど、「その日本食が口に合わなかったら、昨日自分が作ったご飯食べるわ。ja ja ja」と言ってきた。イラァ(笑))
と攻防を繰り広げながらも無事完成!
"うん、Good. Not bad."という評価をいただきました(笑)
料理好き&こだわりのあるおじさんからこの言葉と笑顔をいただけたなら100点でしょ!
自分で食べても野菜もちゃんと柔らかく煮込めてたし、味はルー様のおかげで完璧だし。普通においしかった。
やっぱりカレーは正義。
2日間の素敵な滞在をありがとう!
明日は9時にルクセンブルク中心地からバスに乗ってパリに戻るので朝早いです。
Äddi!
4日間のホリデー③ ルクセンブルク1日目
Moien!
というのがルクセンブルク語の「こんにちは」ですが、公の場所ではみんな普通にフランス語を使ってる印象です。
「Moien~」というとちょっと喜んでもらえるというか観光客っぽいというか(笑)
ルクセンブルクで別にSIMカードを購入する予定でしたが、バスが入国した時点でFreeからSMSが届きました。
Free vous accompagne au Luxembourg. Composez le +33 au lieu de 0 pour appeler un numéro francais, le +352 pour un numéro local et le 666 pour joindre votre messagerie vocale. Numéro d'urgence: 112 (gratuit). Vers l'Europe et la France, appels/SMS/MMS illimités, internet 3Go.
えーとエキサイト翻訳いわく...
ルクセンブルクに伴う無料。ダイヤル + 33 フランスの番号に電話を 0 ではなく、ローカル番号 352、ボイス メールにアクセスする 666 +。緊急電話番号: 112 (無料)。ヨーロッパやフランス、無制限の電話/SMS/MMS、インターネットに 3 GB。
つまり、通話とSMS無制限、インターネット3GBまで利用可能ってこと!!
Free、フランス国外でも使えます! 感動😁
さて、ルクセンブルク中央駅に朝4:00過ぎに到着しました。
ゆるゆるフランスから入国したルクセンブルク、第一印象は"勤勉"。
駅構内には早朝でももう入れるし、5:00には暖房のついた待合室が解放された。
これですよこれ! 私がずっと求めてたのは...!
電車も4:30には動いてるみたい。
7:00過ぎにはスーツを着た人々が颯爽と駅構内を行きかってた。
さすが、世界屈指の富裕国、『小さな大国』と呼ばれしルクセンブルク...!
駅の天井がおしゃれ。
Informationも7:00にはやってました。
トイレも分かりやすい場所にあります。
月曜日~金曜日は5:00~翌1:00。
見てください、土日は24時間営業ですよ!
0.7€かかりますが、すごくきれいですし、
洗面台では電源も使えちゃうのです...!
2晩風呂に入ってない汚ねぇ女は、ここで洗顔、メイク直し、歯磨き、ヘアアイロンで髪を整えるなどなどたっぷり時間を使いましたが、特に怒られもせず。
むしろ、出ていく時に管理人のおっちゃんが「Beautiful」と褒めてくれるというおまけ付きでした😂
今回はCouchsurfingというWebサイトで知り合ったのホストのおうちに2泊させてもらいます。
Couchsurfingって何?という方はこちら↓↓↓
【最新版】「Couchsurfing(カウチサーフィン)」の使い方 | doablog
簡単に言うと、ホームステイです。
ホストに無料で自宅に泊めさせてもらう代わりに、国や文化の話、ご飯、自分の特技などをシェアし、国際交流するというものです。
ルクセンブルク、宿代が本当に高いから助かる...ヽ(;▽;)ノ
Michel(ミッシェル)という49歳のおっちゃん、Chearlotte(シャーロット)という小さな娘さんのおうちにお邪魔する予定です。
自分にとって初めてのCouchsurfingどころか初めてのホームステイ、ドキドキします。
「観光する前に荷物置いて行ってもいいよー」と言ってくれたので、まずMichel宅に向かいます。
「この電車で行くよ!」と連絡し、
掲示板に表示されているホームの番号で待っていたのですが(駅員さんにも待つ場所あってるか聞いた)、電車が来ない&私以外に電車待ちしている人がいない...。
不審に思って再度掲示板を見に行ったら...
ホーム番号が変わってるΣ(゜ロ゜;)!?
ホームに来る前に撮った掲示板の写真と待っていた場所の番号は確かに同じだったので、急にホームが変わったとしか考えられない(゚ω゚)
きっちりめの国でもここはヨーロッパ、こういうことも起こり得るんですね。
気づいたときには出発ギリギリ、しかもホームの移動は歩道橋を使わないと行けず、乗り損ねました...。
30分に1本くらいしかない郊外行きの電車だから
「ごめん、ホームの番号が急に変わって乗り損ねた...もう1本後ので行くね」
とMichelに連絡したら、
「ja ja ja、ホームの番号が急に変わっただって!? ありえないだろー、マイナス10点😂😂😂」
という返信が来て、ちょっとイラァときた(笑)
これが別のホームに行くための歩道橋です。
次の電車に乗る時は、それはもう何回も何回もホーム番号と行き先を確認しましたよ(笑)
これに乗ります♪
ホームと電車の間が結構広くて物を落とさないかドキドキしました(^^;)
シートはふかふか、車内はあったかくて快適です。
電車の乗車にはLUXEMBOURG CARDというものを使いました。
アプリをダウンロードして購入。
1日13€、2日20€で、ルクセンブルク国内の公共交通機関乗り放題、多くの博物館や古城などの施設が入場無料になるというものです。
今となってはあんまり博物館に行かなかったのでお得だったかと言われたらうーん...という感じですが、持っていると安心感はありました。
公共交通機関乗り放題券のみも売っていて1日4€、2日8€と激安らしいので、今度来ることがあったら私はこっちを選ぶと思います ↓↓↓
公共交通機関乗りこなし!ルクセンブルクのバス・電車の利用方法
購入すると右上のカードマークに②と表示されて、これが2日券という意味です。
"ACTIVATE FOR TODAY"を押すと、
緑色で今日の日付が表示されます。
必ず2日連続の利用にしなくていいのが便利だなぁと思いました。
たしか買ってから1年間有効だったかな?
Michelの家の最寄り駅に着きました!
そこから10分ほど歩きます。
自然豊かな田舎の風景。落ち着く。
が、見知らぬ人を訪ねるので緊張してます。
マンホールに"LUXEMBOURG"と書いてあって、ああ来たんだなぁと実感。
人様のおうちなので外観や内装は極力載せませんが(;'∀')
無事に着いて、歓迎してもらいました!!
笑顔でハグして迎えてもらっただけで一気に緊張が解けた~。
おいしいカフェオレを出してくれて、ほっと一息😊
ChearlotteはCouchsurfingのサイトで見た時より髪も伸びて女の子っぽくなっててかわいい~💕
BRISCO(ブリスコー)というわんちゃんもいます。
犬大好きだから嬉しい! しかもめちゃめちゃ賢くて懐っこい!
すぐお腹見せる(笑)
フランスにきて日本の愛犬が恋しかったから...つかの間の癒し♡
窓際で外を見張るのがお仕事😁
どこでもついてくる♡ 私の布団にも遠慮なく寝る。
うちの犬もこれくらい懐っこかったらなーと思っちゃうくらいBRISCOの方からべたべたしてきてくれます😂
服やリュックが毛だらけ(笑) ひぇー
MichelはChearlotteを保育園に送ってくるから好きな時に観光しに行っていいよーと私1人置いて家を出ていきました。
なんとオープンな😶
ありがたい。
ちょっとのんびりさせてもらった後、私も観光開始です。
まず来たのは郵便局。郵便局も朝7:00からやってます。
いつも旅行した国からポストカードを送るようにしてるので、切手を買います。
郵便だけじゃなくてインターネットやスマホなど通信関係のカウンターも併設していました。
真ん中の機械で郵便(Express)を選択して、受付番号をゲットします。
フランスで英語が通じないのを経験してきたので、切手のフランス語"timbre"をスマホに表示して見せたら「あぁ、切手が欲しいのかい?」ってきれいな英語で返ってきた。
ちょっと恥ずかしかった...(笑)
後でMichelに語学について聞いてみたら、
家庭ではルクセンブルク語、小中ドイツ語、高校以降はフランス語、教養として英語
とみんな基本3か国以上話せるらしい。
英語のレベルもかなり高いとか。
そりゃー考えてみれば、経済大国で周りの国とやりとりするから語学必須だよなぁ。
滞在中マックやパン屋さんでは英語通じなかったですが、それは働いてるのがバイトの学生か他国から働きに来ている人だからみたい。
なるほど。
日本にポストカードを送るための料金は1.3€、フランスと同じです。
クリスマス仕様の箱がかわいい。
街歩き開始です!
お腹がすいてたのでパン屋さんをのぞいてみたら
かわいいパンが! "ST-NICOLAS"って書いてあるからクリスマス限定かな?
思わず買ってしまいました(笑)
もしゃっとした触感で中にクリームが入ってました。
頭から食べてごめんね。ちょっと罪悪感あったよ。
天気が悪いっていうのもあるけど、整った無機質な感じがしてあんまり気分が上がる街並みではないです、、、
こういう雑貨屋さんは大好き! 入ってみました。
やっぱりクリスマスにはちょっと早すぎる気もするけど、楽しい明るい気持ちになるから良いです。
ギョーム広場(Place Guillaume)です。
ここにツーリストオフィスがあります。
マップをゲットしました。
まずはわかりやすい観光スポットから。
"ノートルダム大聖堂"ってどこにでもあるなぁ(^^;)
前方のステンドグラスが素敵!
天井画が独特です。
後方には定番、パイプオルガンがあります。
教会を出て、お次はアドルフ橋(Pont Adolphe)。
ここからの景色がルクセンブルク市内観光で1番感動したものです。
思っていたよりずっと谷が深く壮大。
紅葉の季節というのもよかったです! ...お天気は本当に悪いけど...(´;ω;`)
向こう側のお城みたいな建物はなんだろう?
この後橋を渡って行ってみようと思います😊
憲法広場(Place de la Constitution)。
橋を渡ります。
向こう側には観光スポットはあまりないのですが、ショッピングストリートや中央駅があります。
お城のような建物は銀行博物館でした!
館内は撮影禁止なので写真はありませんが、ユーロ以前に使われていたフラン紙幣や昔の銀行の再現、タイプライターなどが展示されていて楽しめました。
Luxembourg for financeという紹介動画もおもしろかったです。
入館無料、名前の記入だけ求められました。
街中を走っているバスがカラフルでかわいい!
少し歩いて...
今どきなお店が立ち並ぶ通りに来ました。
目指してたのは"HEMA"です!
折り紙に使えそうな紙を探しに。
来る前にノートをちぎって作った折り鶴に"Thank you for welcoming"と書いて出かけたら、Michelから写真が届きました。
喜んでもらえたみたいで良かったです😊
てなわけで折り紙または柄付きの紙を探しましたが、結局見つからなかったです💦
ラッピング用紙ならいっぱいありましたがでかい(^^;)
日本から持ってくればよかったなー。
見覚えのあるストロープワッフルが売ってました。オランダで買お!
クリスマスのピアスがかわいすぎる!
けどまだ早すぎる、ぐっとこらえてオランダで買うことにします(笑)
HEMAはいつ来ても楽しいなぁ~。
今度はアドルフ橋ではなく、"Luxemburgo-Passerelle"を通ってまたもといた観光地側に戻りました。
Passerelle(パスレル)はフランス語で"橋"という意味らしい。
これがLuxemburgo-Passerelleです。
ここからの眺めもなかなか素敵!
橋を渡ってすぐ右に曲がると柵で囲まれた散歩コースのようなものがあるのですが、そこからの眺めがきれいでした。
ルクセンブルク市立図書館(Archives nationales de Luxembourg)の裏に"The Grund"というフォトスポットがあるので行ってみようと思います。
これがルクセンブルク市立図書館!
そしてここからの眺めが...
じゃん!
この旧市街は城壁と渓谷に囲まれた堅固な城砦都市として、「北のジブラルタル」という異名を持っているそうな。
ナニソレカッコイイ。
さらに、「その古い町並みと要塞群」という名前で1994年に世界遺産に登録されているそうです!
でも思ったよりは地味だなぁ~。やっぱお天気かな。(←しつこい)
あの教会の奥の石橋歩きたい!
自分が高い位置にいて、ぐるっと囲まれた小さな街全体を見下ろすのはちょっと不思議な気分です。
箱庭とかミニチュアの世界を見ているようです。
鳩さん。
もう少し高台の方に歩いていきます。
ハートの南京錠♡
私も箱庭の世界へ入ってみよう!
下界へ下ります。
ワインボトルにお花がさしてあってかわいい。
坂をくだっていきます。
どんどんくだって...帰りが大変そう(^^;)笑
下りてきました! さっきいた場所があんなに高くに。
ここにもちょっとだけ木組みのおうちが^^*
国立自然史博物館(Musée national d'histoire naturelle Luxembourg)です。
ルクセンブルクカードで無料で入場できます。
まずはソファーに座ってるご先祖様とツーショット。
等身大で今にも動き出しそうなので、パッと見た時本物の人間かとドキッとしました。
これは滑り台。
2階と1階の間にかけられていてけっこう落差ある。
天体や、
動植物などなど
自然に関していろいろ学べそうです。
小さい子どもたちはすごく楽しいだろうなぁ~と考えながら、子どもたちに混ざってぶらぶらしていた大きいお姉さんです。
上から見た教会と石橋の方に向かいます。
迫力の断崖。
石橋に着きました! 要塞って感じでかっこいいです^^
1日天気は悪かったけど、最後の最後できれいな空が見られて感動しました。
心に残る景色です。
実際目で見るともっと鮮烈な色でした...!
夜の街の方が雰囲気があってわくわくします。
旧市街の夜景を見たいので、ひとまず先に腹ごしらえ。
ジャンキーなしょっぱいものが食べたい気分でマックへ(笑)
価格、どうでしょうか?
日本ではチキンフィレオくらいしか食べないのでよくわからないけど...
ただのハンバーガー1€=130円だから、日本よりはちょっと高いんだろうなぁ。
悩みに悩んだ末...
(お財布とめっちゃ相談しました(笑) 普通の外食で3€ならヨーロッパでは安いほうだけど、マックのバーガー1つに3€は出せない貧乏性)
やっぱりいつもの! チキンバーガー(=1.45€)と、ブルーベリークリームチーズパイ(=1€)にしました。
このパイ日本でも売ってることあるかな? おいしかったからまた食べたい~😊
さて、お腹も満たされてあたりもすっかり暗くなったので夜景を見に行きます。
魔王の城みたいにライトアップされてる銀行博物館。かっこええー。
The Grundに戻ってきました!
感想としては、きれいだけど思ったより暗い...です(笑)
夜景っていうと光り輝いてるのをイメージしちゃうからかな。
上品な自然な生活感のある明るさ、という雰囲気でした。
☆☆☆
夜はMichelといろいろな話をした。
これぞCouchSurfingの醍醐味。
お互いの国について知るだけじゃなくて、外国の人が日本についてどう思っているか、一意見を聞くことができたのも貴重な機会にだった。
実のところ、Michelは日本人のことが好きじゃないみたい。
第二次世界大戦をはじめ戦争のイメージが強く、自信満々でほかの人種をいっさい受けつけず、むしろ見下している国民だと思われていてけっこうショックだった。
例えば「ドイツやイタリアが降伏した後も戦いを続けようとしたから原爆をくらったんだ、余計な被害を自ら増やした」と言われた...へこむ。
移民についても、やはり日本が先進国として受け入れを行っていないことは問題視されているみたい。
見た目についても男女ともに色白で痩せた人が多すぎる、メイクも厚くて全然美しくないとか。「世界で最も醜い人種」だと。そこまで言う!?Σ( ̄ε ̄;|||
これは美意識の違いもある思うけど。
私はきれーいな日本人多いと思うもん。
いやいや、日本人、特に今の若者はどちらかというと自信がないんだよ!
メイクも自信をつけたいからだし、冷たいわけじゃなくて語学力に自信がないんだよ!
と言っても、いまいち納得してない様子だった。
固定観念を変えるのは難しい。
戦争については私の世代を含め、それに触れないような教育になっていて問題だとは思う。
縄文時代の歴史はみっちりやるくせに近代史はほどんど習っていない...。
「右翼政権になってしまったけど、そうじゃない人もたくさんいるよ」と言っても「でも日本の国としてはその政権を選んだんでしょ?」と言われるとなんて返したらいいんだ...。
「投票率が低い問題をなぜ解決しようとしないの?」と聞かれたけど、うーん、解決したいと思っても政治への関心は低いし、そもそも例えば学校で「みんな、選挙行こうよー!」なんて言ったら真面目感丸出しになっちゃう社会だし...。
話す内容も日本語ですら答えにくいし、世代や育ってきた環境の違いもあってうまく伝えられずもどかしいことがたくさんあった...!
もっともっと勉強しないとと思いました。
また、日本は最高だ・日本人は優しい・日本はほかの国から好かれてる、というイメージが蔓延してるように感じる(私も多少は思ってた)し、そういうテレビ番組も多い中、ぐさっと刺さる意見がたくさんありました。
よく私のこと受け入れてくれたなー、と思って理由を聞いてみたら、
「①日本人らしからぬぽっちゃり体型😅 ②笑顔 ③リクエストメッセージの印象」が良かったからだそうです。。。はは、ははは。
でもまぁ、多様化しているこの時代、国民や人種で判断するのではなく、一人ひとりの性格や思想を理解することは本当に重要だなと思います。
私のホストになってくれてありがとう。
あと、私が気を付けたいなと思っていることは、海外にかぶれて「これだから日本は~」「海外だったら~」とならないようにすること。
どこにいっても自分は日本人だなと自覚する時があるし、やっぱり自分の国は大切。
日本のいい面とも悪い面ともちゃんと向き合いたい。
海外だって、いろんな国にいろんな人が住んでるんだから「海外」とひとくくりにはできない。
国全体を好き嫌いと判断するのはもったいないよ。
ちょっと真面目な話をしてみました。
自分でもうまくまとまってるかよくわからないけど(たぶんまとまってない)、忘れないうちに今の気持ちを書いておこうと思いました。
Äddi!
4日間のホリデー② 諸聖人の日でどこもクロ―ズ...
ストラスブールに到着!
時間通り朝7:00前、気温は8℃。寒い~
ここに捨てられた。
もしかして、出発もここから?
普通に外のバス停。えーと、あったまれるターミナルとかないんだ...。
到着したとたんに出発が心配になってきた(笑)
気を取り直して、市の中心部に向かって歩きます。
まだハロウィンの残党が。
いつも荷物持ちすぎちゃうのですが、今回は極力身軽に!
プチバックパッカー気分でちょっとわくわく(笑)
Googleマップで近くのCarrfourが営業時間になったので行ってみるも、あれ、やってない...
その側で小さなショップが開店してたのでのぞいてみる。
全体的にちょっと高いなぁと思ったので、朝ご飯用に1€のクロワッサンだけ購入。
中に何かのクリームが入ってておいしい。
ストラスブールは運河に囲まれた街。来るまで知らなかった😶
ライン川は今でもヨーロッパの物流の大動脈であり、ストラスブール港はライン川におけるフランスの玄関口を果たす重要な港である。港周辺には工場が集積しており、ストラスブール経済の重要な基盤である。また、ストラスブールからパリ方面やスイス方面へ運河も整備されている。(wikiより)
現役かつ経済において重要な役割を果たしてるみたい。😶
"Hotel du Dragon"って案内板が立ってた。有名ホテルなのかな? かわいい色🙂
猫だ! 足にすり寄ってきたからなでようとしたら逃げた。
あー、車の下に入っちゃった。ツンデレだなぁ。
まず観光はここ、ヴォーバン・ダム(Barrage Vauban)から!
17世紀後半に建設され、ダムとしてだけでなく要塞や攻め込まれた際に洪水を引き起こすために使われたこともあるとか。
中はこんな感じ。
通り抜けた先、紅葉した葉っぱがきれい!
9:30から屋上行きの階段が解放されるみたいなんだけど、時間になっても一向に開く気配がないので後にします。
それにしても祝日の朝は静かだなぁ~。
ダムの向かいにはクヴェール橋。
13世紀に建設された歴史ある橋。
石造りの2つの塔は処刑に使用されてたって、後のカナルクルーズで言ってた気が...。
ちょこちょことアルザス風の木組みのおうちを見かけます。気分上がる!
窓際の赤い花もアルザスって感じしますね。
わぁ、かわいい!
とおうちを眺めて喜んでたら、おじいさんが声をかけてくれました。
「プティットフランス(Petite France)はこの先こう行けば着くけど、まだ早すぎるよー」と教えてくれました。
あと「今日は祝日だからやってないお店多いと思うよ」とも。
やっぱりかぁー...。
「朝ご飯を買いたかったら、この先おいしいパン屋さんがあるよ」と教えてくれたので、行ってみることに。
ついでに、「なんで若いかわいいお嬢さんが1人で旅行してるの?」とも聞かれた。
聞いてくれるな😢笑
日本でも海外でも年配の人受けはいい(笑)
いつも救われております。
ここだ! 行列ができてる😁
私の後ろにも次々にお客さんが!
こういう時、優柔不断かつ指差し注文しかできない私は焦る(笑)
クロワッサン(また😂)とデニッシュを買いました🙂
クレベール広場(Place Kléber)に出ると、大聖堂の鐘の音が聞こえてきました!
どこの街にも、広場にはメリーゴーランド、がデフォルトなのかな😶笑
鐘の音に向かって歩いてくると、またかわいい木組みのおうちが。
あとで行くプティットフランスはそのあたり一帯がこんな感じらしいから...楽しみだな😊
そして、この先には...
ストラスブール大聖堂!! うわーうわー、かっこいい~!!
せっかくだから誰かに写真を撮ってもらおう!
こういう時は、写真を撮っている人に「写真お撮りしましょうかー?」と自分から声をかけ、撮り終わってカメラなりスマホなりを返す時に、「あの、ついでに私も...」とお願いするのがいい戦法。
というわけで撮ってもらったのがこちら!
ぼーん...😑😑😑
なぜこうなってしまうのだろうか...。
先ほど私が撮った写真は見ていただけたのだろうか...。
そりゃ被写体が悪いのもあるかもしれないけど、それにしたって、ねぇ!😂
「すいません、カメラを縦にして、地面を少なめにもう1枚お願いしますっ(>人<)」とお願いしたらこうなった。
うん、さっきよりは全然...
もはや私がいてもいなくてもって感じがするけどな。笑
近寄っていくと...とてつもなく大きくその迫力に圧倒される。
その昔、ヴィクトル・ユーゴーという詩人が「巨大で繊細な驚異」と評したとか。
わかるなぁ。
この教会の外観、今まで見た教会の中で1番好みかも。
装飾だけじゃなくて、色も渋ーくてかっこいい。
間近で聴く鐘の音も胸にガツンと響く。
教会入り口に立っていたガードマンに「中の見学はできますか」と聞いたら、ミサがあるので14:00以降なら、と言われました。
待ちぼうけ~待ちぼうけ~。
教会正面のすぐ左側にはツーリストオフィスがあります。
ここで、今日は全てのミュージアムがクローズだという衝撃的事実を知ることに。
ガーン...。楽しみにしてたアルザス博物館...。
観光所のお姉さんいわく、今日の観光としておすすめできるのは
✔ヴォーバン・ダム
✔ストラスブール大聖堂(14:00~)
✔ プティットフランス
✔街を一周するミニトレインやカナルクルーズ
以上。
ほとんど外ばっか!( ̄□ ̄;)
ツーリストオフィスはお土産物屋さんを併設しているし、あったかい。
ちょっと長居しても怒られなさそうなイスも数個置いてある。
19:00までやってるみたい。
路頭に迷ったらここだな...
お土産物屋さんは何件か開店し始めたけど、アルザス博物館に行けなくなった以上、アルザスっぽいお土産を買う気になれない...(泣)
大聖堂の右側にはロアン宮殿。
3つの美術館が複合されていて、ここも今日はクローズ(泣)
明日はルクセンブルク人のお宅に泊まる予定。
お土産は荷物になるから、同じフランス国内だしストラスブールで買えばいいやと思っていた。
が、Auchan、Carrfour、Monoprix、HEMA...どのスーパーも雑貨屋さんもやってない...!
ダメもとで行って案の定閉まってるのを見るのを何回か繰り返すとへこむ。
Googleマップ、お前「諸聖人の日だから営業時間短縮になるかも」って言ってるけど、そもそも朝からやってないぞ!(`Д´)
パン2個じゃ夜を越せないので夕飯も買いたい。
閑散とした寒々しい街を1人さまよってると悲しくなってきた。
お菓子屋さんがやっていたのでショーケースをじーと見つめていると、おばさんがちょいちょいと手招きして、手のひらにぽんと1個乗せてくれた。
バナナチョコレートココナツ味のソフトクッキー。
まだあったかくてチョコがとろける。
お菓子のあったかみ、お店のあったかみ、そして人のあったかみ...涙出そう。
ここでお土産買ってもいいかなぁとも思ったけど、お値段の高さに「う"」となってしまった。まだ滞在は長いので...😅
かわりに同じソフトクッキーを自分で食べる用に100gだけ購入。
1粒80円くらいする😅
でも食べさせてもらってほんとに幸せな気持ちになったから、いいや。
ソフトクッキーを食べながらトボトボと歩いていると、この辺で引き返さないとと思うくらい街外れまで来てしまった。
もうクリスマスに向けた飾りつけをしてる。
アルザスのクリスマス、一度は体験してみたいなぁ。
ほぼ諦めて街の中心に戻る途中で、バゲットや冷凍ピザ、ワインなどなど食べ物を抱えた人に会った。
駆け寄ってどこで買ったか聞いてみると、「ここをまっすぐ行って最初の角を右に曲がって200mくらいにやってるスーパーがあるよ」と教えてくれた。
おおお、それはありがたい!!
Googleマップで確認する間もなく走ってその方向へ。
お! 人が入っていく、あそこか!!
U Express😁😁😁
素晴らしい品ぞろえ...!! 天国...😂泣
普段なら絶対お店の外観も写真に撮ってたと思うけど、撮り忘れちゃうくらい大喜びで飛び込みました。
これで今日は大丈夫。
ここも午後には閉まっちゃうみたいなので、午前中から荷物が激増することにはなるけど、ともかく見つかってよかった。
そろそろ屋上行きの階段が解放された頃かな、とヴォーバン・ダムに戻ってきました。
マルタひとり旅の時、セルフィ―時間つぶしが楽しかったので再び。
いいタイミングで鳩さんとのツーショットに😊
クヴェール橋からの景色。
ヴォーバン・ダムの屋上に上りました!
大聖堂の尖塔まで見えるいい眺めです。
やっぱりお天気が残念💦 雨も少し降り始めました。
ヴォーバン・ダムには暖房のきいた清潔な無料トイレがあるので、観光する時ありがたいです😊
次はプティットフランスへ向かいます。
さっきパン屋さんを教えてくれたおじさんと会った場所からの景色を再び(笑)
朝から同じとこばっかりぐるぐる歩いてる。
ここだ! おお~絵本の世界みたいなかわいさ!😍
思っていたより通りは短かいです。
こちら側と窓が水色のおうち側の間には橋があります。
急にスタッフらしき人が橋を封鎖したので何事かと思ったら、船が通れるように橋を回転させるのだとか。
これがその様子です!
タイミングよく見られてよかった。おもしろかった。
ドバイから来たお姉さんに撮ってもらいました。上手に撮ってくれてありがとう!
「日本から来たの? クールね! 次に旅行したいと思ってる国よ!」と言ってくれました。
嬉しいですね😊
お土産物屋さんに入りました。柄が可愛い陶器の器がいっぱい売ってた!
コウノトリアイテムもいっぱい売っていました。
「幸せを運ぶ鳥」と愛されていてアルザスのシンボルになっているそう。
運が良ければ巣や飛んでいる姿を見られることもあるらしい。
外に出て再び散策開始。
何やら屋根の様子が...
この家の屋根だけ異常に鳩が止まってる...!笑
晴れてきました😊
やっぱり青空だと写す景色が格段にきれい。
通りを歩いていると、もうクリスマス感たっぷりのお店が何件かありました。
クリスマスはわくわくした子どもの頃の気持ちに戻れるから好きです😊
サン・トマ教会です。来るつもりじゃなかったのですが、暇で...。
教会は基本的に無料だしいつも開いてるしいいよね...。
姉がヨーロッパで本出せそうなくらい教会に行ってたの、分かってきた気がします(笑)
中に入ってみました。
穏やかな雰囲気です。
フランス語で読めなかったけど、音楽にゆかりのある教会なのか、古い楽譜がたくさん展示されていました。
後ろにはパイプオルガンとステンドグラス。
この教会の1番の見どころはこれだと思います。
1740年に有名なオルガン師、J.A.シルベルマンが作ったオルガン。
なんと、かのモーツァルトが1778年に実演し、「生涯弾いた中で最も素晴らしいオルガン」と語ったとか。
クレベール広場に戻ってきました。
メリーゴーランドも始動、客足も増えてにぎやかな雰囲気になってきました!
ストラスブールでもアジア人をあんまり見かけないのですが(観光オフシーズンだからかな😶)、若い3人組アジア人を見かけ、嬉しくて声をかけました。
香港から来たそうです。
そのうち1人は日本語がびっくりするぐらい上手で顔も日本人ぽかったので、「ほんとに日本人じゃないの!?」と変な驚き方をしちゃいました(笑)
写真を撮ってくれました。
ジャンプ指定してくるところがアジア人らしい感じ(笑)
道のど真ん中で1人ジャンプ、恥ずかしかったー😂
彼女は連写じゃなくて、1発で決めた。撮影スキルもすごい(笑)
大聖堂の中へ入りました! 入場は並んでいたけど、列はさくさく進みました。
後方のバラ窓も見どころのひとつ。きれいです。
たくさんの人が入場するので、最初は人の話し声でざわざわしていたのですが、
「みなさん、お静かに。しーっ」
というアナウンスが入り、水を打ったように一瞬で静まり返りました。
その時の大聖堂の雰囲気、何とも言えない荘厳さでした。
次は大聖堂の屋上展望台に登ります。
入口は大聖堂の右側、ロアン宮殿前にあります。
私が行った時にはもう多くの人が並んでいました。
なかなか列が進まないので諦めようかとも思いましたが、この後の予定もないのでぐっと我慢して並びます。
天気が良くてよかった。
1時間弱並び、ついに入口まで来ました!
入場料は5€です。ここが332段のはじまり。
螺旋階段、つ、辛い...!
時々下が見下ろせます。
続々と人が並んでいます。
まだまだ低い。
まだまだ続く。
少しずつ上へ。
だいぶん高いところまで来た!
螺旋階段の終わりが見えてきました。
これを上って...
このドアの先に...
着きましたー!! 66mの屋上展望台!!
右側(東側)の風景。赤茶色の屋根のおうちがかわいいです!
16:00頃、左側(西側)は日差しが強く、ちょっと霞んだ雰囲気に。
教会内の売店で買ったポストカードと一緒にパシャリ。
たっぷり景色を楽しんで、下へ降りました。
上から見たロアン宮殿。
大聖堂正面すぐ近くにも公共のトイレがあります。
19:00まで無料で使えます。良心的。
ツーリストオフィスに併設のお土産物屋さん。
アルザスの民族衣装を着た女の子の絵...やっぱかわいいなぁ。買うのはまたの機会に😥
小さい頃から大好きな絵本「すてきな三にんぐみ」が置いてあったのでなんでだ? と思ったら、作者のトミー・アンゲラーの出身地がストラスブールだった!
美術館もあったみたい。これはまた絶対来なくては。
日本人の母娘さんにツーリストオフィスで出会い少しお話したら、カナルクルーズが良かったとおすすめしてくれました。
この後行くあてもないので、乗ってみることに。
1時間10分で13€。大奮発!
街に明かりがともり始めました。
ここが乗り場です。
大聖堂から右側(ロアン宮殿側)にまっすぐ5分も歩けば到着します。
17:30に乗船です。
出発!
本日3度目のヴォーバン・ダム!笑
夜のライトアップ、雰囲気がありきれいです。
ツアー終了!
時間つぶしくらいにしか考えていなかったのですが、船の中はあったかく、日本語音声ガイドで街のことがよくわかり、予想以上に楽しかったです!
上流と下流の合流地点で2回水のエレベーターもあって、わくわくしました。
ただ、夜の運河巡りは雰囲気があって好きですが、乗るなら昼間の方がいいな~と思いました。
「この建物は曲線と花柄が特徴のアール・ヌーヴォー様式がよく表れていて...」と言われても、見えない、見えないよー!笑
この後の19:00~のが最終なのですが、17:30の方にギリギリねじ込んでもらってよかったです。
(直前に買ったので17:30のは残り1席でした😅)
もう1回乗りたいか? と聞かれたら、乗りたいです!
ロアン宮殿前で、アコーディオンとギターの練習をしている2人組。
意外な楽器の組み合わせと素敵な音楽に惹かれました。
また冷たい雨が降ってきました。
バス停へ向かいます。
さよならストラスブール。また来たい。
19:30~翌日1:15まで5時間強の待ち時間、バス停には様々な人が来ては去っていきました。
子どもに泣かれるほど別れを惜しまれる男性。
微笑ましくてクスッと笑ったら向こうも嬉しそうに苦笑い。
「素敵なパパと息子ですね」と言ったら、叔父さんらしい。
よっぽどいい叔父さんなんだなぁ😶
仕事でパリに行くんだって。クールだなぁ。
丸まって寝てたら、バスが着た時つついて起こしてくれた。
別のバスだったけど、心遣いが嬉しかった。
大荷物の黒人一家。
言葉は交わさなかったけど、笑顔は通じた。
手を振って見送った。
バス停で隣に座ってきたベトナム人のおばあさん。
お互いうまく話せなかったけど、単語を繋げて
私が言いたかったこと→
「寒いですね」「私は日本人です」「ベトナムのホーチミンに2回行ったことがある」「良いところですよね」
おばあさんが言いたかったこと→
「ホーチミン出身」「フランスには長いこと住んでいる」「ストラスブールにはホリデーで来た」
みたいな内容はお互い通じた。
おばあさんにはお孫さんかな、若い男性が車で迎えに来た。
車に荷物を積んだ後、わざわざ戻ってきて
"Japonase, you are nice"
と握手しに来てくれた。
男性は"おやすみ"と日本語で言って、車は去っていった。
じんわりあったまるやりとりだった。
モロッコ、ラバト出身の男性とも、言葉は通じないけどスマホの辞書のやり取りでコミュニケーションした。
「兄は音楽家で、中国で演奏もしたことがあるんだ」とFacebookの写真を見せてくれたり。
乗るバスが一緒だったから、来たときは一緒に喜んだ。
2階建てのFlixBus~!
私の前の席に座った彼は、もともと倒れてた椅子だったのに
"Don't I disturb you with this decline seat? (倒れてる椅子は君の邪魔になってない?)"
って聞いてくれた。優しい...。
私が先に目的地に着き、ハイタッチして降りた。
...と、ここまでいいことづくめのように書いているけど、その実すっっごい寒くて、
(気温7~8℃、冷蔵庫が5~6℃らしいから90%冷蔵庫みたいなとこに5時間以上いたことに(´□`;))
1個だけ持ってきていたカイロがなかったらどうなっていたことやら(^^;)
今回はどうしてもこの便に乗りたかったからしょうがないと思ってるけど、あんまりこうはならないようにしないとね。
さて、いよいよルクセンブルク初上陸です!
どんな国なのでしょうか?
Au revor!
4日間のホリデー① 旅の始まりとスケジュール
実習が始まって早々に😅
11/1~11/4まで、研究所がクローズし4日間のホリデーに入ります。
私もお暇をいただいたので、ストラスブールとルクセンブルクを旅行することにしました!
いかに移動費や宿代にお金をかけずに、観光時間を長めにとれる旅をするか。
本領発揮です。
FlixBusとOUIBUSとSNCFを行ったり来たりしながらひねり出した旅程がこんな感じ!
10/31 21:26 オルレアン 中央駅発
(SNCF, 7€)
22:36 パリ オーステルリッツ駅着
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23:45 パリ Bercyバスターミナル発
(OUIBUS, 29€)
11/01 06:45 ストラスブール エトワール公園着
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
11/02 01:05 ストラスブール エトワール公園発
(FlixBus, お姉ちゃんがくれたバウチャーのおかげで無料に!😂 本来は13€)
04:15 ルクセンブルク 中央駅着
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
11/04 09:00 ルクセンブルク P+R Bouillon発
(FlixBus, 33€)
13:55 パリ Bercyバスターミナル着
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
18:15 パリ Bercyバスターミナル発
(OUIBUS, 12€)
20:35 オルレアン Pompidou着
1回の電車移動と4回のバス移動。
10/31~11/2はバス2連泊。なめてた。
バスターミナル付近にはあったかい待合室があるだろ、という大前提が間違っていた衝撃。
ストラスブールで日が暮れてから午前1時までの待ち... 。
ルクセンブルクにも4時台についてみたり...。
最後に着いたのもまさかオルレアン中央駅じゃないとは...。
移動だけでもいろいろありました(笑)
安く、効率よくにはなったと思うけど体は大変疲れました😅
でも、いい思い出もいっぱい!
このあと書いていきます。
☆☆☆
実習が終わって部屋に戻り、急いでシャワーとご飯を済ませ、荷物の最終確認をしていざ出発!
20:00前に出てきました。
外はもう真っ暗。
昼間と違う雰囲気にちょっとドキドキして小走り。
トラム駅のL'indian駅に着きました。
オルレアン中央駅。
フランス、ホームの番号が出るのはけっこう出発間近の10~15分前。遅いです。
早く着いてしまったので、あったかい待合室で待機。
ハロウィンの夜だからかな、マイケル・ジャクソンの「Thriller」が流れてる。
お! ホームの番号が表示されました。2番ホームへごー。
これに乗ります。
1番乗り♪
このあとも何人か乗ってきましたが、ガラガラのまま発進しました。
みんなパーティー中かしら😪ほろり
パリに到着です!
パリも東京ほどではないけど明るい街だなぁ。
オーステルリッツ駅からBercyバスターミナルは2km弱、治安も悪いエリアではないので歩きます(メトロに乗る方が遠回り)。
ときどき、角はやしたり口が裂けてたりする人達とすれ違います。
GARE DE PARIS BERCY。
このエスカレーターを上った先にバスターミナルがあります!
あったかいターミナル内に電光掲示板があるので、乗り場が表示されるのを待ちつつのんびり。
と思った矢先、全員追い出されました。
23:00に営業終了みたいです😥
寒空の下待つこと30分ちょっと、我らがOUIBUSが来ました~!
ピンクと水色の車体がかわいい😍
でも7時間の乗車、辛かった。ここからは愚痴です😑
隣の席は感じのいい黒人男性。
そして前の席はめちゃめちゃいちゃつきカップルぅぅぅ~😑😑😑
この時点で嫌な予感。
完全に2人だけの世界で、終始べたべたべたべた...1人身にはまじで毒!
それは別にいいとして、後ろに全然配慮せずめちゃめちゃ倒してくる。これが問題。
膝が前の背もたれで押しつぶされる。
いだだだだだそれ以上は倒れないって!!
しかも私の席はなぜかリクライニングのバーが見あたらず倒せない😫
(ほんとにないんです、隣の黒人さんにも確認してもらった)
ので、前が全力で倒してこようとするのにイライラが止まらない。
黒人さんが「席交換しようか?」と言ってくれたけど、それはさすがに悪い。
うう、優しさだけありがたくいただくよ~。
夜中の休憩タイムで黒人さんが席を外したタイミングで彼女がイスを全倒し。
それに合わせて私の前の席の彼氏も全倒ししようと再び席を後ろに押し付け始めた。
背もたれと私の膝の攻防。
もう我慢ならん。
"Stop pushing, please"ってはっきり言ったら止まった。
もー...。
疲れた...。
心身ともにけばけばと荒みつつ(バスに安らぎを求めちゃいかんか😅)、ストラスブールに到着です。
Au revoir!