4日間のホリデー④ ルクセンブルク2日目
Moien!
今日の朝はBRISCOに襲撃されのしかかられ目が覚めました。
わぁ、なんて素敵な目覚め(›´÷`‹ )笑
トイレに行って用を足しドアを開けたら、トイレの前に伏せてました。
どこまでもついてくる...かわいいやつめ
今日はMichelとChearlotteと一緒にお出かけです!
ルクセンブルクいちの観光地、ヴィアンデン城(Château de Vianden)に連れていってもらいます😊
初登場のChearlotte...
ばぁ! かわいいでしょ😍
出発~。
今日は最高の秋晴れです! 気温も暑すぎず寒すぎず😁
ヴィアンデン城の前に、Burgruine Brandenbourgという別のお城に寄ってくれました。
あの丘の上の...!
紅葉した木々の間を通り山道を登っていきます。
着きました!
残念ながら4/1~10/31のハイシーズンしかオープンしてないみたいです...
つい3日前に閉まっちゃったのね😥
とはいえ、大自然に囲まれてすごく気持ちのいい場所です!
あぁ、やっぱり秋が好き。
ここは知名度はそんなに高くないお城。連れてきてもらえてラッキーでした!
Burgruine Brandenbourgにさよならを告げて、ヴィアンデンへ向かいます。
とその前に! 途中で通りかかった菜種畑があまりにもきれいで車を止めてもらいました。
この絵になる風景!
ふと葉祥明さんのイラストを思い出しました。
忘れられない風景です。
アヒル口がかわいい♡
そして...着きました! ヴィアンデン城です!!
こういう"中世のお城"を生で見るのは初めてなので大興奮です!
展望台からの街並み。
柵が役目を果たせるのかってくらいスカスカだからヒヤヒヤした^^;
この子はどこでも登りたがる...^^;
MichelとChearlotteは何回も来て見飽きているようなので、私だけ中に入ります。
季節ごとに営業終了時間が決められています。今日なら16時まで。
入場料はルクセンブルクカードで無料になりました😁
カード払いは7€以上の時のみ可。
音声ガイドは2€。日本語もありますよ! 驚き。
Michelが1時間もしないで見終わるよ~と言ったので最初は借りませんでした。
が、タイムリミットが迫る焦りと漠然と何かわからないまま見学することに耐え切れず「時間が欲しい! 解説が欲しい!」と思ったので、Michelに連絡し自力で帰ることにしました。
わがまま言って申し訳ない...。
けどヴィアンデン、もといルクセンブルクなんてこの先なかなか来れないと思って...
いざ、入城!
赤、白、水色のルクセンブルク国旗がはためいています。
段差を使ってセルフィ―などしてみる(笑)
混雑していなくてのんびり見学できるのもいい。
ここは騎兵の間。
この部屋の展示品は中世の戦争がどのように行われたかを説明しています。
金庫。
蓋の裏に精巧な仕掛けが施されていて、簡単には開かないようになっていたらしい。
考古学的地下室。
紀元3世紀から16世紀に渡って繰り返し行われた改築の歴史が分かる部屋。
ここの壁は実物として残っている最古の城壁らしい。すごい!
発掘されたものも展示されています。チェスの駒とか。中世感😁
暖房のある騎兵隊の部屋。
この鎖帷子の解説が印象的。
そりゃ妨げにもなるわ、巨大なバックパック背負って戦うようなものだもん...大変だっただろうなぁ。
階段を上ると中庭。本当にいい天気! 清々しい!
この通路の奥には...
ロマネスク様式の礼拝堂。
真ん中をのぞくとこんな感じ。
さらにその先には巨大回廊。
窓がなく風が吹き抜けます。
当時は穀倉だった部屋。
今は資料室になっています。
奥の窓からヴィアンデンの街が一望できる!
寝室の復元。
天蓋付きのベッドが乙女~♡
当時は横たわらず(死んだ人のみの姿勢)、腰かけたまま寝ていたんだって。
体おかしくなっちゃうよ。ひぇ~
タペストリーも細密で素敵。
動物の周りを植物が覆っているこのデザインは「ミルフルール(千の花)」と呼ばれているんだって。ロビンー!
15~16世紀にフランスや北欧で特に人気があったとか。
見て楽しむだけじゃなくて、部屋を保温するという実用的な役割もあったみたい。
大広間。
今でも文化的なイベントやパーティー、シンポジウムに使われることがあるそう。
家系図の間。
ヴィアンデン城の所有者の継承と歴史に関する展示。
中世には2つの大きな一族がこの城の所有者だったらしい。
それがナッサウ家と
ヴィアンデン家。
台所。
鮭モチーフの自在鉤。
この近くのウール川は20世紀の半ばまで多くの鮭がいたことで有名で、人々の生活を支えていたらしい。
食堂。
井戸。
深さ54m、幅30mという巨大な井戸。
カメラのキャップとかスマホ落としたら一巻の終わりだ~。ひやひやした(^^;)
これは何の部屋だったかな...?😶
いったん外に出ます。あいかわらず気持ちのいい青空!
地下室。
外の温度に関わらず10~12℃に保つことができるつくりになっているそうです。
これで見学は終了!
来る前はお城の中ってどうなってるんだろう? と想像もつかなかったから、知れてよかった。見ごたえがあった!
お城からさらに山の方に行ける道があります。
夜ご飯を作る約束をしていたので時間がなく、ちょっとだけしか登りませんでしたが、それでも十分きれいな景色を見れました!
ヴィアンデン城を横目に走って坂道を下り、バス停へ向かいます。
さっき上から見おろしていた街や橋の間を駆け抜ける。
下から見たヴィアンデン城。堂々としてかっこいい。
バス停に着きました。
思っていたより殺風景...
ここで会っているか心配でしたが、ほぼ時間通りにバスが来ました^^*
ルクセンブルクの中心地方面に行くには、このDIEKIRCH駅でバスからETTELBRUCK駅行きの電車に乗り換えるのが一的なのですが...
ホームで待てども待てども電車が来ない...
同じく待っていたイタリア人男性2人組としばらくおしゃべりしていたら、そのうちの1人がこの看板に気づいた。
なんと10/27~11/11の間、まさにこのDIEKIRCH駅 - ETTELBRUCK駅の電車は来ないようだ...!
というわけで、バスでETTELBRUCKまで行きました。
ほかの手段があってよかった...。
そして1人だったら間違いなく看板に気づかず待ち続けてただろうから、イタリア人の彼らには感謝😂複数人での行動はやっぱ心強い。
これで無事早く帰れる! と思ったのも束の間。
ルクセンブルクの電車も各駅と特急があります。
Michel宅の最寄り駅は各駅じゃないと止まらないのですが、確認せず慌てて特急に乗ってしまったため、電車は猛然と私の駅を通り過ぎ、2駅先で止まりました...(゚ω゚)
ここからまー電車が来ない。
あたりはだいぶん暗くなってしまいました。そして寒くなってきた...
40分くらい震えながら待っていると、やっと電車が来ました!
あぁ、あの時確認して乗っていれば...!
予想外に返ってくるのが遅くなってしまいましたが、Michelはのんびり待っててくれてましたε-(´∀`*)
クルミをむいてくれた。
このあたりの特産で、毎年10月にはお祭りもやるんだって。
リキュールも飲ませてもらった。甘くておいしい! 危険危険😅
料理には疎いからよくわからないけど、真ん中の四角いボトル("HERBS"って書いてあるやつ)は、フランス料理には欠かせないスパイスなんだって。
さて、そんな私が夜ご飯に作ったのは、どんな人でも失敗知らず! カレーです!
肉が骨付きしかなくて分解するところから始まった...大変だったぁ(^^;)
たくさん作るつもりなかったから(2人分だけ)小さい鍋を使ったら、小さすぎると文句を言ってくるMIchel。
野菜を炒めていると、ほらやっぱり鍋が小さくて全体に火が通ってないじゃないか、とさらに文句を言ってくるMichel。
いいよいいよカレーは正直炒めなくてもできるから、とお湯をじゃーと流し入れたら(ここで大雑把と短気発動)
「Oh my god, oh my god, 何馬鹿なことをしてくれたんだNozomi!!! 玉ねぎがまだ透明になってないじゃないか!!!」と怒られ、玉ねぎを透明になるまで炒めて甘くすることの大切さを小一時間語られることになった。
あーめんどくさいめんどくさい、カレーはそんなに厳密な料理じゃないんだよー!
(冗談めかしてだけど、「その日本食が口に合わなかったら、昨日自分が作ったご飯食べるわ。ja ja ja」と言ってきた。イラァ(笑))
と攻防を繰り広げながらも無事完成!
"うん、Good. Not bad."という評価をいただきました(笑)
料理好き&こだわりのあるおじさんからこの言葉と笑顔をいただけたなら100点でしょ!
自分で食べても野菜もちゃんと柔らかく煮込めてたし、味はルー様のおかげで完璧だし。普通においしかった。
やっぱりカレーは正義。
2日間の素敵な滞在をありがとう!
明日は9時にルクセンブルク中心地からバスに乗ってパリに戻るので朝早いです。
Äddi!